総合診療医という選択

総合診療医という選択

Voice 総合診療医のリアル

患者とその家族からのメッセージ

町野 亜古 医師荒井 洋 さん 

遠慮なく何でも
相談できる先生

患者家族

荒井 洋

患者の雰囲気を
くみ取ってもらえるから言いやすい

町野先生に初めてお会いしたのはもう2年半ぐらいかな。最初は家族でない人が家にあがるということで孫がかたくなっていたんですが、すぐにうち解けて、いまでは先生が来ると喜んで2階から吹っ飛んできて、ああ来たって。で、われわれ家族はちょっと分からないことがあるとざっくばらんにパッパと聞いて、普段病院では聞きづらいこと、または病気には関係ないことも聞いたりして。そうすると団らんになって、やっぱり患者の雰囲気をくみ取ってもらうと、患者も言いやすいと思いますよ。余計なことも聞きたい、そういうような先生ですね。すごく親しみがあります。

がんばり過ぎずに
介護できる体制

訪問診療は、月2回なのですが非常にありがたいですね。何かあった場合には、夜中でも24時間体制ですから、安心感があります。担当医じゃなくても、他の先生が持ち回りで来てくださいます。

昼間は我々夫婦のどちらかが、排便などの世話をするためにいないと駄目なんです。ですが、介護するにも自分の時間が必要だと思います。われわれも24時間ずっと見ていると疲れちゃいますのでね。だから私が外出したい場合には女房に見てもらって、彼女が行きたい場合には私がと。お互いにケース・バイ・ケースでやって、息抜きをしています。そして、さらに大きく息抜きする場合はショートステイですね、二泊三日で。そんな風にやりながら、母にはあと2年間頑張るってもらわないとね、100歳まで。精一杯やってるつもりだけど、やっぱし身内だけではなかなか難しいですよね。こんな風にできるのは地域医療のおかげですね。

もしものことも
本人、家族と話し合える

1年前ぐらいかな、先生から「ヒナさんどうしますか?」と尋ねられました。私もピンときたんですよ、延命措置だなと。おふくろ自身も、命の続く限り生きたいというのはある。だけどもそれは元気な場合で、寝たきりだとやっぱりかわいそうだなと思う。だから本人の元気なとき、食事時にビールを飲むときなんかに、そういう話をチラッとするんですよ。延命措置もあるということは。そうすると「あ、そうだな。それはやめてくれ」と本人も言っとります。そんな話も町野先生となら、気負わずに話ができますね。