総合診療医の一週間レポート
総合診療医になるとどんな勤務スタイルが待っているのでしょう。
働く場所、キャリアの異なる5名の一週間をご紹介します。
大学病院の総診医
都市部の大学病院勤務(卒後20年目)
総合診療・在宅支援センター医師として、大学病院、市中病院、診療所から訪問診療まで、幅広い場所で活躍。院内会議や委員会活動も担当。
小規模総合病院の総診医
地方中小都市の小規模総合病院勤務(卒後11年目)
総合診療科医師として主に病棟管理を担当。外来や全科当直、診療所外来に週1回入るほか、他施設や地域勉強会等に積極的に参加している。
大規模基幹病院の総診医
地方中心都市の大規模総合病院勤務(卒後15年目)
地域ケア科医師として、外来・病棟・訪問診療を担当。地域ケア活動にも業務として関わる。深夜もしくは早朝をデスクワークや自己研鑽の時間に充てる。
有床診療所の総診医
地方中核都市の有床診療所共同経営者(卒後12年目)
継承されてきた診療所のかかりつけ医、訪問診療機能を強化し、地域医療を提供。学生実習も受け入れるほか、地域勉強会もリード。
開業医としての総診医
都市部の開業医(卒後40年目)
地域のかかりつけ医として、チーム制で外来、訪問診療を行う。多職種チームでの学びを重視する時間管理。夜間や週末に原稿執筆や講演活動も。